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今アメリカドルで海外銀行の口座開設する重要性が増している理由
日本で生きていくうえで、環境や制度面で抗うにも限界がある
円安(円がとにかく弱い)、20年超続いているデフレ、消費増税で冷え込む消費支出(日本経済が鈍化)、かつてのG7経済大国が最下位に転落、上がり続けている社会保険料など、日本で生活するうえで環境や制度面で抗うのは限界があります。
この通常では抗えないような制度や環境上の縛りから資産を防衛するためには、確かな情報と対策が必要です。
資産を防衛するために知っておきたいマスト
ポイント
通貨を分散しておけば円安が進行したり継続したりしても、資産価値の目減りが抑制できます。
例えば円を「世界の基軸通貨である米ドル」にしてドル預金を保有するなどです。
米ドルで預金を保有して出金するときに日本円で引き出せば円安の恩恵を享受しながら資産形成や防衛が同時に実践できるでしょう。
未来に確かで強固な備えを
戦後のハイパーインフレで財産に課税(財産税)されたのは紛れもない事実です。
日本経済新聞やNHKなどをはじめとした報道機関がこの先の財産税の可能性について報じていることをご存知の方も少なくないでしょう。
ココに注意
結論:これがこれからの資産形成と防衛を同時にできる対策
資産の防衛策として、CRS(他国の金融機関にある日本人の口座情報は日本政府に開示されない制度)や、FATCA(アメリカの金融機関にある日本人の口座情報は日本政府に開示されない法律)などを前提にした資産形成と防衛策の重要性が増します。
鋭い方ですと「CRSにアメリカが加入したらどうなるのか?」といった疑問が起こるかもしれません。
実はCRSを創設したのはアメリカ自身で、当初から「CRSを設立するけれど自国は加盟しない」といったスタンスでした。
つまり、「世界中の国々の外国人の口座保持情報は握るけれど、自分の国で外国人がお金使ってアメリカにお金を落としてくれる分にはその外国人の国へ情報開示しないし、他国のお金を使って商売になるならそんないいビジネスはない」と言わんばかりです。
創設前からそうなのですから、このスタンスありきのCRSなのだろうなとも思います。ある意味他国のブーイングを受け付けないアメリカの強さを物語るスタンスだとも言えます。
- CRS:common reporting standard
- FATCA:Foreign Account Tax Compliance Act